
看護師の仕事は自分に向いていないかも



看護を続けるのが辛い・・・辞めたい
「看護師を辞めたい」けれど、職場に気まずいと感じている方のために、この記事を書いています。
退職する前に看護師の離職率や転職事情についてちょっと把握しておきませんか?



看護師はどんな理由で退職しているのか知っておくと心強いかも!
この記事では、看護師の離職率や退職理由について、調査データをもとに徹底解説しています。
これを読めば、最新の看護師転職事情がわかるはずです。
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看護師を辞めた人はどのくらい?看護師の離職率
まずは、働いている看護師のうち退職を選択している人の割合「離職率」を紹介します。
看護師全体の離職率
日本看護協会の調査によると、病院で働く看護師の離職率は10.6%です。


離職率は例年10~11%程度で推移しています。
離職率の高い病院の特徴について、詳しく紹介します。
離職率の高い病院の特徴
離職率の高い病院の特徴は「首都圏にある」「病院の規模が小さい」「民間病院である」ことです。
それぞれの特徴について、データとともに紹介します。
1.首都圏にある
離職率が高い都道府県は、神奈川県(14.0%)、東京都(13.4%)、埼玉県(13.0%)、大阪府(12.3%)です。病院が多く、転職しやすい地域では離職率も高いことがわかります。
2.病院の規模が小さい
病床数が300床以下の規模が小さい病院は、離職率が高い傾向があります。
3.民間病院である
医療法人などの民間が運営する病院の離職率は13.6%で、全体の離職率である10.6%を大幅に上回っています。一方で、国公立病院や日本赤十字社病院の離職率は7.5~9.6%と低めです。
新人看護師の離職率
新人看護師の離職率は8.4%です。看護師全体の離職率と比べると2%ほど低くなっています。


例年の調査を見てみても、新人看護師の離職率は7.5~8.6%程度で推移しています。
看護師の中には、病院に3~5年の一定期間勤めることにより返還義務がなくなる奨学金をもらっている人も多くいます。
返還義務がなくなるまで離職せずにいる人が一定数いるため、新人看護師の離職率が全体より少ないことに影響しているのでしょう。
看護師の退職理由
続いて看護師の退職理由をランキングで紹介します。
退職理由ランキング


参考:日本看護協会「潜在ならびに定年退職看護職員の就業に関する意向調査」
1位「妊娠・出産(30.0%)」、2位「結婚(28.4%)」、4位「子育て(21.7%)」など、ライフイベントにまつわる退職理由が上位を占めていました。
妊娠・出産のようないわゆる「辞めても仕方がない理由」がない人は、退職しづらく感じてしまうかもしれません。
しかし、3位「勤務時間が長い・超過勤務が多い(21.9%)」、5位「夜勤の負担が大きい(17.8%)」など看護師の仕事が辛くて退職している人もいます。



では、もうちょっと深堀してみましょう。
続いて、「看護師としてもう働く気がない」と回答している人の退職理由について紹介します。
看護師を辞めたい人の退職理由
看護の仕事や職場の人間関係に疲れて退職を考えている人の退職理由はどのようなものなのでしょうか。


今後「看護職として働く気はない」と回答した人の退職理由は、1位「自分の健康(29.8%)」、2位「責任の重さ、医療事故への不安(25.7%)」、3位「自分の適性・能力への不安(21.5%)」でした。
参考:日本看護協会「潜在ならびに定年退職看護職員の就業に関する意向調査」
看護師のハードな仕事を続けていくことが難しいと感じる人が多いことがわかります。
自分の健康管理や、看護師という仕事の責任の重さを原因に「辞めたい」と考える人は、少なくないようです。
看護師がつらいときにはどうしたら
ここまで、離職率や退職理由の調査結果について紹介しました。
看護師の離職率は、10%程度で推移しています。
結婚や出産、子育てによる退職が多いです。
でもその一方で、仕事が心身ともにハードで責任が大きいことを理由に、看護師そのものを辞めてしまう人も少なくありません。



看護師を続けるのが辛い…



すぐには辞める決断できない…
まずは客観的に状況を分析
看護師を続けるのがしんどい時には、自己分析をしてみるのがおすすめ。
少し客観的な視点を持てますよ。
現状を冷静に見つめ直すことで「看護師がしんどい」理由がみえてきます。
私が自己分析をした時のエピソードはこちらの記事で紹介しています。


安易に主任や師長などの責任者に、仕事での悩みを相談するのはNGです。
現在の「辞めたい」原因を探ると、辞めないと解決しないのか、部署を移動するだけで良いのかがハッキリします。
部署移動が叶えば解決する悩みで退職するのは正直もったいないです。
転職してしまうと、有給休暇や退職金の積み立てがリセットされてしまいます。
奨学金の返済の猶予期間の方は、退職時に一括での返金を求められてしまうかもしれません。






信頼できる同僚や先輩に相談
信頼できる同僚や少し上の先輩に「辞めたい」と悩んでいることを打ち明けてみましょう。
その際には、口が堅い人を選ぶのがコツです!



どのようにして乗り越えたかなどのアドバイスを聞ければ、仕事へのモチベーションが維持しやすくなるかもしれません。
同級生に相談
「もしかしたら、自分の職場はブラックなのでは?」と悩んでいる人は、看護学生時代の同級生に相談してみましょう。
夜勤回数や残業時間は、病院によって異なります。
看護師としての勤務に加えて、委員会の仕事や新人教育に時間をとられている人も少なくないでしょう。
同級生の口コミは有力な情報です。
いろいろな病院の待遇や内部事情を聞いてみると、意外と「どこも同じようなものだな」と冷静になる場合もあります。





解決できない場合には転職もアリ
上司や同僚に相談しても、悩みが解決されない場合には、思い切って転職を検討してみることをおすすめします。
「看護師が辛い」と思いながら仕事を続けるのは大変です。激務な上にストレスから体調を崩してしまうと、転職活動に挑むのも難しくなってしまいます。


看護師の転職事情
転職事情について、2022年のデータを見てみましょう。
全職種の求人倍率
まずは、看護師に限らない全職種の転職事情について見てみましょう。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和4年2月分)」では、全体の有効求人倍率は1.21倍です。
これは、「一人の求職者に1.21人分の求人がある」という結果になります。
看護師の求人倍率は高い
看護師の有効求人倍率は、パートを含むと2.20倍、パートを含まないと2.42倍です(2022年2月現在)。
全体の有効求人倍率と比べて看護師の有効求人倍率は約2倍です。月によっては3倍になることもあります。
これは看護師一人あたり、2~3件の求人があることになります。






出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和4年2月分)について」
看護師を「辞めたい」深堀りして実りのある転職を!
看護師の退職理由について紹介しました。
妊娠や出産、育児などを理由に退職する人が多い一方、「看護師が辛い」と思って退職している方は少なくないことがわかりました。
看護師を辞めたいと思ったら、まずはその原因を整理してみることをおすすめします。
「配属先の診療科が合わない」「人間関係が辛い」などの理由であれば、退職せずに部署を移動するだけで解決する可能性があるからです。
職場を辞めるのが気まずいときには
自己分析と情報収集で乗り切ろう!
職場に相談しても解決しない場合や、職場がブラックな場合には、転職を検討しましょう。
「職場に転職を切り出しにくい」「辞めると言いにくい」という方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
希望条件に合った求人探しをサポートしてくれるだけでなく、スムーズな退職の手続き方法についてもアドバイスしてもらえます。
看護師の求人には非公開のものが多いことはご存じですか。
条件の良い求人はすぐに埋まってしまうため、エージェントを通して転職活動したほうが効率的に多くの求人情報が得られます。
転職エージェントによっては、メールアドレスと氏名だけで簡単に登録できるサイトもあります。
「希望条件に合った求人があるか見てみたい」という方も気軽に相談できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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