愛用している聴診器の膜が割れてしまいました・・・。
でも、インターネット上で調べて自分で修理したら、とても簡単にできました。
今回は、聴診器のダイヤフラム(膜)を購入して、交換・修理をした過程をご紹介します!
聴診器の膜交換を自分でやってみた
愛用のリットマンマスタークラシックⅢのダイヤフラム(膜)が割れてしまいました。
なんにも聞こえません。
現在の聴診器は3代目。
なかなか高価なものだし、気に入っているのでこれからも使い続けたい・・・!
そこで、修理について調べてみました。
早速、ダイヤフラムを注文してみました。
今回注文したのは、リム(外側の膜を固定する部分)と一体型を選びました。
修理は意外と簡単です!!
リムの接続部に少し爪を立てて外し、新しいリムをはめるだけ。
所要時間3分もかからないくらい。
とくに難しい工程もなく、無事に交換できました。
リムが硬くて、なかなかはめられない場合は、ドライヤーで軽く温めると良いそうです。
聴診器のリム交換を自分で行うメリット
実際に聴診器のリム交換を自分で行ってみて感じたメリットはこちらの2点です。
安価でできる
2022年年末購入時点で、リム一体型のダイヤフラムを単品購入しましたが1500円程度でした。
リットマンクラシックⅢを新しく買うことを考えると、およそ1/10の価格!!
格安で修理できます。
意外と手間がかからない
リットマンの相談室や、販売店に問い合わせをすることも考えました。
でも、保証期間が過ぎているため有償修理になることはわかっています。
そこで今回は、Amazonでサイズの合うものを購入してみることに。
注文した翌日には部品が届きました!
問い合わせや販売店への発送・持ち込みの手間が省けたことも大きなメリットです。
聴診器の修理を自分で行う注意点
聴診器のダイヤフラム交換を自分で行う際に、注意すべきことは
サイズ・タイプを間違えて購入しない
リットマンは、さまざまな種類の聴診器を販売しています。
ダイヤフラムを購入する際には、サイズやタイプをしっかりと確認することが重要です。
Amazon の商品情報を必ずチェックして、聴診器型に合うものを選びましょう。
心配な場合は、お問い合わせフォームから確認すると安心です。
あくまでも修理は自己責任
商品レビューに「修理しても新品同様の聞こえにはならなかった」という意見もありました。
私は問題なく修理できましたが、やはり個人差はあるようです。
メーカー修理ではないため、あくまでも修理は自己責任になります。
ナースリズが使用した歴代聴診器
ここからは、看護師歴10年以上の筆者が今まで使用してきた聴診器を紹介します。
看護学生時代から現在まで3種類の聴診器を使ってきました。
入門編 リットマンクラシックⅡ
看護学生~新人看護師時代に使用していたのはリットマンクラシックⅡです。
超王道、スタンダードな聴診器。
アメリカの医療ドラマの女医さんにあこがれて、同じ色(バーガンディ)を選びました。
軽量で使いやすい リットマン ライトウェイト
入職して数年目に、気分を一新したくて聴診器を買い換えました。
当時は急性期病棟にいたので、聴診器フル活用です。
「とにかく使いやすくて軽量な聴診器がほしい!」と思い、ライトウェイトを購入。
血圧計のマンシェットに先端が挟める形状と軽さが気に入り、重宝していました。
ところがある日、病棟の聴診器置き場に置いていたところ、紛失!!!
大学病院内での紛失。見つかるはずもなく・・・。
お気に入りだったのでかなりショックでしたが、あきらめて新しいものを購入することにしました。
現在|リットマンクラシックⅢ
3つ目の聴診器として両幕式のクラシックⅢを購入しました。
ライトウェイトよりも重いですが、両幕タイプは便利です。
幅広い年齢層・体格の患者さんに利用できます。
体重が30キロ以下の小柄な高齢者の方には小児面を使ってます。
肺野ごとに聞き取りやすいですよ!
次に買い換えるなら|マスターカーディオロジー
クラシックⅢは利便性が良く気に入っていますが、少々重たいのが難点です。
もし次に買い換えるなら、マスターカーディオロジーを狙っています。
軽量なだけでなく、スリムな形状。そしてカッコいい。
患者さんの洋服や血圧計のマンシェットにもひっかからなそうだなぁと思っています。
ただし自分にはハイスペックな気も。
しばらくは今回の修理で復活したクラシックⅢを愛用するつもりです。
聴診器を自分で修理したら ますます愛着がわいた
聴診器のリムが単品で購入できること、交換が簡単なことを紹介しました。
自分で修理したことで、愛用のクラシックⅢにますます愛着が湧きました!
看護師の仕事に欠かせない聴診器。
これからも大切に使っていこうと思います。