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資格取得は難しい?費用はかかる?
看護師のキャリアアップの手段としてあげられる、資格の取得。
勤続年数だけでなく、資格を取得しておくと知識や経験をアピールできます。
このたびナースリズの職場では糖尿病のカンファレンスチームを発足することになりました。
そこで「看護師の誰かが糖尿病療養指導士をとろう!」という流れに。
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そもそもどんな資格でどうやって資格を取るのか?費用はいくらかかるの?と、調べてみることに。
すると糖尿病療養指導士の活動は世界的に広がりを見せていること、そして信頼度の高い資格であることがわかりました。
この記事では、資格取得に必要な手順や費用、試験の難易度について解説します。
資格をとってキャリアアップを目指している看護師の方は、ぜひ参考にしてみてください!
糖尿病療養指導士(CDEJ)とは
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糖尿病療養指導士(CDEJ)は、糖尿病患者に自己管理を指導する専門家です。
糖尿病の療養生活において、もっとも重要なのは自己管理。
患者のセルフケアを支援し、重症化を予防するためには高度で幅広い知識をもつ医療スタッフが必要です。
アメリカ・カナダ・オーストラリアなどでは1980年代から糖尿病療養指導の専門家を示す資格制度が発足しています。
国内では、日本糖尿病療養指導士認定機構によって2001年に第1回の認定試験が行われました。
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糖尿病療養指導士の受験資格
取得できる専門職
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糖尿病患者への指導は、糖尿病の治療そのものです。
そのため、患者に療養指導ができる知識をあらかじめ持っている必要があります。
「看護師」「管理栄養士」「薬剤師」「臨床検査技師」「理学療法士」いずれかの国家資格が必須です。
取得条件は意外とハードルが高い?
条件を満たしている医療機関での糖尿病患者の療養指導業務に従事した実績が必要です。
・専門医(糖尿学会専門医・糖尿病学会員の医師)から指導を受けている
・過去10年以内に2年以上継続して上記医師の指導のもと勤務している
・糖尿病療養指導の自験例が10例以上ある
上記の条件をすべて満たしていないと、糖尿病療養指導士(CDEJ)を受験できません。
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糖尿病療養指導士の活躍
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糖尿病療養指導士を取得すると、業務にどのように活かせるのでしょうか。
糖尿病療養指導士を取得している看護師の活動を紹介します。
看護外来や患者会の担当
糖尿病療養指導士は、糖尿病の重症化予防の指導におけるスペシャリストです。
糖尿病と親和性の高い透析予防外来や足外来を担当
糖尿病予防教室の講師を任される
院内の糖尿病カンファレンスチームのメンバーになる
職場内のスタッフへの指導・勉強会の開催
資格取得によって得られた知識は日々の患者指導・家族指導に活かせます。
それだけにとどまらず、スタッフへの指導や看護外来の担当などを任されるケースもあるようです。
院外の講演会や学会への参加
糖尿病の治療は日々進化します。
そのため糖尿病療養指導士として認定された後も、引き続き実践と研鑽を重ねることが求められています。
糖尿病療養指導士の認定は5年ごとの更新制です。
積極的に院外の講演会や学会に参加し、最新の知識や技能を身につける必要があります。
院外に出て先進医療やケアに触れたり学会発表を行ったりすることで視野や人間関係が広がるでしょう。
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糖尿病療養指導士の資格を取得するメリット
ここからは糖尿病療養指導士(CDEJ)の資格を取得するメリットについて解説します。
スキルの証明になる
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糖尿病療養指導士の資格取得者は、全国で18,591人。
うち、看護師の資格取得者は8,252人です。(2022年6月現在)
日本で看護師として就業している約160万人のうち糖尿病療養指導士の資格取得者は約0.5%。
資格を取得している看護師は、貴重な存在と言えるでしょう。
キャリアアップへの意欲が高い人物と評価される
資格取得や更新に向けて研修や学会に参加したり、専門知識を活かして日々患者さんへの指導を行ったりする姿は職場で評価されます。
糖尿病療養指導士としての活動を評価され、糖尿病認定看護師へのキャリアアップをかなえた看護師もいるようです。
病院によっては、資格手当などの収入UPにつながることも期待できるでしょう。
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糖尿病療養指導士の資格取得まで
ここからは、資格取得までのステップを見てみましょう。
申し込みから試験までの流れ
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試験は年1回。協会の定める方法で学びます。
まずは、受験資格の確認と講習の申し込みを行います。
自身が受験資格に該当するか不安な方は、日本糖尿病療養指導士認定機構に確認をしましょう。
e-ラーニングを受けると受講修了証が発行され、受験申請書類が届きます。
受験申請書類一式を提出後、受験資格があると認められた方のみ、3~4月に行われる認定試験に進みます。
受験資格が認められない場合も
糖尿病療養指導の実績を証明できない場合は、認定試験にチャレンジできません。
その場合には療養指導の実績を積んで、次年度の受験申請からやり直す必要があります。
資格取得にかかる費用
e-ラーニング講習の受講費用(33,000円)と、試験の受験費用(22,000円)がかかります。
そのほか、受験勉強に必須の「糖尿病療養指導ガイドブック」(定価3,465円)を購入する必要があります。
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試験は難しい?
試験が年に1回なので、難易度は気になるところです。
オンライン試験の正答率と受験申請時に提出した自験例をもとに合否が決まります。
ちなみに2021年度の看護師の合格率は「93.7%」でした。
標準的な学習を積めば、合格は難しくないと言えるでしょう。
管理栄養士と薬剤師の合格率が例年95%以上と高水準なので、食事指導や薬剤指導に関する問題が多いのかもしれません。
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糖尿病療養指導士の資格取得はキャリアアップにつながる
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糖尿病療養指導士は糖尿病患者指導のスペシャリストとして、キャリアを証明できることがわかりました。
受験条件が厳しく資格取得後も継続的な学びが必要であるため、信頼度の高い資格です。
糖尿病の患者指導に日々関わっている看護師にはおすすめのキャリアアップと言えるでしょう。
興味のある方は、ぜひ資格取得を検討してみてください。
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